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2022-10-31 17:01:43
社員、家を買う⑧(前回の続きです) ※初回①はコチラから
室内に引き続き外回りも工事は進んでおりまして
外壁を貼る前にこちらも下準備が必要です 外壁(サイディング)を横張にする為、胴縁(どうぶち)は縦に取り付けます
胴縁とは外壁を付けるための木の板で、基本的には胴縁と胴縁の間は45cm間隔があけられています 裏側(室内側)の間柱と同じ位置に取り付けます
黒いガムテープのようなものは気密防水テープです
この間隔の間に通気層ができますので湿気対策にもなるんですね これを通気工法と言い一般的な施工方法です
サイディングが一次防水、透湿防水シートが二次防水的な役割です
外壁を取り付けたら隙間が出来ますので、マスキングをしてシーリング用のプライマー(サイディングとシ-リング材のくっつきをよくするノリのような液体)を塗り、シーリング材を入れていきます
歯磨き粉みたいな粘性のもので乾くのに時間がかかりますので、触れるとなかなか取れませんの建築中の現場ではうかつに触れないでくださいw
シーリングではなくコーキングという方もいらっしゃいますが、どっちが正解なんだろうと思った方はいませんか? あらかじめ形が決まっているものをシーリング材(シーリング)と呼び、チューブ容器に入っていて専用の押出し機であるコーキングガン(シーリングガンとは言わないらしい)で施工する樹脂性の物をコーキング剤(コーキング)という事が多いようですね
梛野君が持っているのがコーキングガン トリガーを引くとコーキング材が押し出される
現場では同義語として使われる事が多く、職人さんや工務店などによって使い方は変わり、厳密には決まっていないとか??
そういえばこのサイディング1枚 カットしないままだと450mm×3030mmと細長い状態で重さが約25kgもあります これをもって狭い足場を上がっていくのだからその大変さは容易にわかりますね いつもありがとうございます
ちなみに梛野邸で使用した外壁は
ベースはニチハ モナビストーンVで、カラーはフロークリアホワイト
アクセントに指定したのは東レのラップ14エルタイプSCで、カラーはフラングレー
グレートーンで素敵な仕上がりです
つづく
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